アゼライン酸の効用
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アゼライン酸は男性ホルモンのバランス変化が原因で、 発症する脱毛症に効果があると言われます。いわゆる生え際の育毛です。
同様な育毛剤としてはプロペシアが有名ですね。 ただし、一口に男性型脱毛症といってもその原因となる 5αリダクターゼ酵素にもタイプの違いがあるのです。プロペシアとノコギリヤシとの併用も試してみる価値があります。
また、よくⅠ型、Ⅱ型とか言われます。 プロペシアはそのうち、Ⅱ型の5αリダクターゼ酵素の働きを抑える作用があると言われます。 それに対して、アゼライン酸はⅠ型に対して作用します。
それにアゼライン酸の特徴は、穀物の小麦やライ麦や大麦などに含まれる飽和カルボン酸で、 自然界に存在する物質です。 この点がフィナステリドなどと異なる優位点です。
また、このアゼライン酸は米国ではニキビ治療に利用されているそうです。 特に、赤にきびの炎症を起こすアクネ桿菌などを殺菌する作用があるそうです。 男性型脱毛症に効く薬が赤にきびにも効果があるとは不思議ですね。